演じ屋 Re：act 第05話

第一話／アイカ（奈緒）は、演じ屋の一員となったトモキ（磯村勇斗）と共に、常連客、相澤（袴田吉彦）の依頼で惨殺されるカップルを演じていた。そこへ任務中の刑事、悠木（中尾暢樹）が本当の惨殺事件と勘違いして駆けつけてしまい、もめている間にホームレスが暴行をうける事件が発生。捜査を妨害したことで、事件に協力することになった演じ屋一行は…。

第二話／おとり捜査中にトモキが何者かに襲われるも、ホームレスの長田（三浦貴大）に助けられる。ホームレースのリーダー的存在、杉本（尾美としのり）とボランティアはパトロールを強化することに。ある日、トモキは杉本が目が不自由な女子高生（外原寧々）の後を追っていることに気づく。彼女がひったくりにあう瞬間を目にした杉本は犯人を追い払うも…。

第三話／区長主導による整備計画が進む公園で発生していたホームレス襲撃事件はますます過激になり、ホームレスのよっちゃん（殺陣剛太）をはじめ、全ホームレスが公園を出ていってしまう。一方、杉本が過去に起こした事件に関して、杉本が犯人なのかを疑い始めたトモキは、その思いを杉本自身にぶつけるも、杉本は本当の事情を話してくれない。

第四話／演じ屋メンバーは、ホームレス襲撃事件の犯人を暴き出し、彼らの居場所を取り戻すことに成功。一方。事件の影響で公園を出ざるをえなくなった長田は、一時的に演じ屋ハウスで暮らし始めることに。セイル（永瀬ゆずな）と仲良くなった長田は、平和な日常を過ごしているように見えた。そんな中、悠木とその上司の越川（弓削智久）が…。

第五話／事件の容疑者として手配されていた長田は、何者かにはめられた、自分は殺していない、と主張するも、刑事は全く聞く耳をもってくれない。過去に冤罪で誰にも信じてもらえなかった苦しみを知っているトモキは、長田の心情を痛み、自分が犯人を演じて留置所に入り、長田の無実を証明するための時間稼ぎをすると言い出す。

第六話／長田の事件の捜査を進めるアイカらは、被害者女性をストーカーしていたとされる鶴田（富田健太郎）との接触を試みる。一方、トモキも、黒鉄から新しい情報を得て、事件は一気に解決に向けて進みだす。そんな中、長田の家の前には刑事の張り込みが続き、憔悴しきった妻の恵美（中越典子）は、事情を知っている兄夫婦・省吾（近藤公園）と静香（愛原実花）に…。

最終話／恵美は夫が不倫していると勘違いし、闇サイトで奈々の殺害を依頼していた。怖くなって依頼を中断したにも関わらず、突然、殺害の報酬を払うよう連絡がきたと明かす。思い悩んでいた恵美に、長田は警察に全て打ち明けようとするも、娘の命が狙われる、とお金の受け渡し場所に向かう恵美。指定された受け渡し場所に隠れて同行したアイカとトモキだったが…。